目次
YouTubeチャンネルの開設方法
- Googleアカウントの作成
- YouTubeアカウントの作成
- 注意点!開設時のYouTubeチャンネル名
- コンセプト設計
Googleアカウントの作成
ほとんどの人がGmailの使用などで、Googleアカウントを持っていると思います。Googleアカウントを持っていればそのまま始めることができます。
以下に当てはまる人は新たにGoogleアカウントを作成することをおすすめします。
- 会社でYouTubeアカウントを作りたい
- 複数人で共有してYouTubeを始めたい
Googleアカウントを新たに作成する場合はこちらから
YouTubeアカウントの作成
Googleアカウントを作成したら、YouTubeにアクセスし、チャンネル開設を進めましょう。
- YouTubeを開く
- 右上にある「ログイン」をクリックする
- 「アカウント作成」をクリックする
- 「自分用」「ビジネスの管理用」を選択
- YouTubeアカウントにログインする
- 「新しいチャンネルを作成」をクリック
- ブランドアカウントでアカウントを開設する
YouTubeチャンネルを開設する
開設したチャンネルをブランドアカウントにする
チャンネルのコンセプトを決める
YouTubeチャンネルを運営していく上では、ブレないためのコンセプト決めが必要です。
極端な例ですが、ラーメン屋で冷やし中華は始めるけど、パフェを始める店舗はほとんどないかと思います。
ラーメン屋では、麺や中華料理を求める客層が一定数いますが、パフェにも手を出すのが得策でないことは明白ですよね。
誰向けに、どのような発信をして、どのような感情を共有して、何を得てもらうのかが重要なのです。ブラさないコンセプトを決めておきましょう。
YouTubeチャンネルのカスタマイズ方法
YouTubeチャンネルを開設したら、以下の設定もしていきましょう。
- YouTubeチャンネルのアイコン設定
- YouTubeチャンネルアートの設定
- YouTubeチャンネル概要欄の設定
- YouTubeチャンネル登録ボタン
右上のアイコンマークをクリックして、設定していきます。
YouTubeチャンネルのアイコン設定
プロフィール写真の編集をしていきます。
アイコンをクリックすると変更画面に遷移するので、画像をアップロードをしてアイコン設定しましょう。
ポイント
- JPEGかPNGデータ
- 800px × 800px
- 丸い縁取りで作成する
YouTubeは丸いアイコンで表示されます。
こちらの画像をダウンロードし参考にしてください。
注意点
アイコンをクリックして、拡大表示をする機能は現在ありません。小さい表示のままなので、ぱっと見でどんなチャンネルかわかるように工夫しましょう。
YouTubeチャンネルアートの設定
チャンネルアートはYouTubeチャンネルに飛んだ時の上部に表示される「カバー写真」のようなものです。
ホーム画面上部にマウスポイントをかざすと「カメラマーク」が出てきます。ここでチャンネルアートの設定ができます。
注意点
- サイズ 2048px × 1152px 以下
- ファイルサイズ 6MB以下
- 端末によって表示サイズが異なる
各端末で表示サイズが変わってしまいます。
端末 | タテ × ヨコ |
スマートフォン | 1546px × 423px |
タブレット | 1855px × 423px |
PC | 2560px × 423px |
TV | 2560px × 1440px |
全ての端末に共通しているサイズがあり、必ず表示される範囲があります。これから作成する人は、下の画像をダウンロードしお使いください。
YouTubeチャンネル概要欄の設定
YouTubeチャンネルを開くと「概要欄」というタブがあります。「概要欄」はどのようなYouTubeチャンネルなのかを示すための記入欄です。
HPやTwitterなどへのリンクも貼れますので、ぜひ紹介しましょう。
載せるといい情報
- 運営者の情報
- どのような目的で運営しているのか
- どのような人に見てほしいのか
- どのように動画を楽しんでほしいのか
詳しい概要欄の編集方法はこちらから
YouTubeチャンネル登録ボタン
YouTubeの視聴者に登録を促すボタンのことです。
常に表示させられ役割が2つです
- チャンネル登録
- アイコン表示
一度設定することで全ての動画に適用されます。
注意点
- 150px × 150px 以下
- 1MB以下
- JPEG PNG
- 表示は半透明
基本的には「登録ボタン」は小さい表示です。このような一目でわかる画像をアップロードをしておくのが効果的です。
パターン1
パターン2
初投稿!動画をYouTubeにアップロード
- 動画のアップロード方法
- サムネイルの設定方法
- ハッシュタグ「#」の使い方
- チャプター機能の使い方
- YouTube shortsの活用方法
- 再生リストの活用方法
- 初めての訪問者に登録してもらおう
動画のアップロード方法
- YouTubeアプリ下部の真ん中にある「+ボタン」をクリック
- 「動画のアップロード」をクリック
- アップロードしたい動画を選択
- 動画の情報を設定していく
設定できるのは以下です。
- タイトル
- 説明欄
- サムネイル
- 再生リスト
- 視聴者
- タグ
- カテゴリ
- 公開
重要になる項目を紹介していきます。
サムネイルの設定方法
サムネイルはそのまま表示される動画内のワンシーンを活用しても問題ありません。
設定する理由は、視聴者がみたい動画を検索してたどり着いたときにわかりやすく導くためです。
クリックされなければせっかくの動画も意味がありません。しっかりとサムネイルを設定できるようにしましょう。
サムネイルの作り方はこちらから
- 「YouTube Studio」を開く
- 動画ボタンをクリック
- 「このチャンネルの動画」画面から「詳細」をクリック
- 「動画の詳細」からサムネイルをアップロード
ハッシュタグ「#」の使い方
動画をアップロードする際やアップロード後でも設定が可能です。ハッシュタグの役割は、YouTubeやユーザーに「何の動画か」を示すことができます。
設定されたハッシュタグをクリックされたユーザーの画面には、関連動画が表示されます。
- 「#キーワード」と入力する
- 2〜3個までにする
- 抽象的な言葉にする
- 動画に関係のないキーワードは選定しない
チャプター機能の使い方
チャプター機能とは「動画の目次」です。チャプターを設定することで、視聴者は動画の全体像を把握でき、区切られた目次から視聴することが可能です。
設定方法
- YouTube Studioにログインする
- 設定したい動画の詳細を開く
- 説明欄に下記のルールに則り入力し保存する
00:00 はじまり
00:30 目次1
02:55 目次2
08:20 目次3
10:35 おわり
注意点
- 「0:00」など4桁の数字でなければチャプター表示されない
- チャプターの感覚は10秒以上あける
YouTube shortsの活用方法
YouTube shortsとは、TikTokのようなタテ長の1分動画を投稿できる機能です。
バズり(拡散性)が起こりやすく、さらに多くの人へ認知するのに適しています。
リリースが2021年7月13日と日が浅いため、随時アップデートしていきます。
再生リストの活用方法
再生リストとは、自分で動画をカテゴリー分けに整理して見やすくできる機能です。
設定方法はこちらです。
- 「YouTube Studio」を開く
- 左側の「再生リスト」をクリック
- カテゴリー分けして再生リストを作成していく
- 再生リストの説明欄に記入
- 並べ替えルールの設定
- 「再生リストの公式シリーズとして設定」を設定
再生リストを設定すると、自分の再生しるとや関連動画を自チャンネルに誘導することができます。
これをすることで動画の再生後に、他のチャンネルへ移動することを防げます。
初めての訪問者に登録してもらう
YouTubeチャンネルをカスタマイズする際に2種類のページを作りましょう。
- 登録者向け
- 新規の訪問者向け
- 「チャンネルカスタマイズ」ページの「ホーム」をクリック
- 「チャンネル登録者向け」と「新規の訪問者向け」が出てきます
登録者はすでにファンですので、さらに回遊を促すようなまとめの再生リストを作成します。
新規の訪問者には自分のチャンネルの良さが一番伝わる動画を配置するようにしましょう。
YouTubeを始めるのに必要な機材
- 撮影用カメラ
- 三脚
- マイク
- 照明
- パソコン
- 動画編集ソフト
撮影用カメラ
撮影用のカメラは基本的には最新のiPhoneで問題ありません。
最近のYouTube動画はクオリティが上がり、画質の悪さだけでも視聴者が離れる原因にもなります。iPhone以外でれば画質にも着目してカメラを用意しましょう。
流行なものは Sony α7 IIIです。高価なのでVlogのような画質のキレイさが必要なジャンルや、登録者が増えてきた際に検討することをおすすめします。
三脚
カメラを固定するのに三脚は必須です。ブレていない動画もクオリティアップでできることの一つです。
卓上やスマホ用の三脚など、撮影する際に必要なタイプの三脚を購入しましょう。
マイク
一般的なカメラはマイクは内蔵されています。しかし、いくつかの条件により音質が下がる場合があります。
- 外での撮影
- 広くて反響する室内
- 撮影者の声も入る
照明
編集でも明度の調整はできるのですが、編集で全て解決できるわけでもありません。動画のクオリティを下げないためにも照明は必須になります。
自然日光のある室内がベストです。それ以外は状況に応じた照明を用意しましょう。
美容系やライブ配信で一人で撮影するなら安価なリングライトでも十分です。
パソコン
投稿のみであればスマートフォンでも可能ですが、YouTubeに投稿するには編集も欠かせません。
スペックもある程度高くなければいけません。下記で映像処理に適したスペックをご紹介します。
CPU | Core i7 |
メモリ | 16GB |
記憶媒体 | 内蔵SDD |
容量 | 1TB |
PC | デスクトップ |
筆者が現在使っているPCはMacBook(ノートパソコンタイプ)です。YouTube用の編集で重たい素材を扱ってもサクサクといくため、これから始める人はこれ一台で不満に感じることはないでしょう。
ぜひ参考にしてください。
PC | MacBook Air |
メモリ | 16GB |
チップ | Apple M1 |
容量 | 2TB |
サイズ | 13インチ |
動画編集ソフト
動画編集ソフトは無料で使用できるものから、有料で使用できるものまで種類が豊富です。
どのソフトでも基本的な編集は可能です。カット、BGM挿入、テロップ挿入、トランジション(画面切替)など
その中でもおすすめできるソフトを一覧にしてまとめます。
ソフト名 | 無料/有料 | 金額 | おすすめ度 |
Adobe Premiere Pro | 有料 | 2,728円/月額 (税込) | ★★★★★ (星5) |
PowerDirector | 有料 | 12,980円/買いきり 8,480円/月額 (税込) | ★★★☆☆ (星3) |
Final Cut Pro X | 有料 | 36,800円/買いきり (税込) | ★★★★☆ (星4) |
iMovie | 無料 | – | ★★★☆☆ (星3) |
AviUtl | 無料 | – | ★★★☆☆ (星3) |
中でも一番のおすすめは Adobe Premiere Proです。月額ではありますが、ユーザー数が圧倒的に多く、ブログやYouTubeでも多くの操作説明がされています。
一人で始めると、誰かに聞ける環境でなく不安になることがあると思います。調べたときに多くの解決策があるとスムーズにいくためおすすめできます。
Premiere Proについては、操作方法のみでなくYouTube編集に特化した講座もあります。編集をしっかり教わりたい人は、こちらからご覧ください。
YouTubeチャンネルでのマネタイズ方法
YouTubeは上手に活用できれば、さまざまなマネタイズ方法があります。
ここでのマネタイズとは「YouTubeを通して収益につなげること」を指します。
せっかくYouTubeをするのであれば1円でもお金になれば嬉しいですよね。主に下記の5種類がありますので、順番にご紹介します。
- 広告収益
- スーパーチャット
- メンバーズシップ
- アフィリエイト
- 自社商品の集客媒体
広告収益
一般的にYouTubeでの収益化で思いつくのは「広告収益」かと思います。
ここでYouTubeのビジネスモデルをかんたんに図でご説明します。
下図のように4者存在し、それぞれの行動と役割でYouTubeのビジネスモデルが成り立っています。
また相関関係は下図のようになっています。
YouTubeは広告を出稿したい企業から料金をもらい、チャンネルの視聴者属性を見極めて適切に表示させています。
チャンネルを運営する上で、多ジャンルに手を出さずにターゲットを狭めるのは、これが理由です。
冒頭で定めたコンセプトからブラさないYouTube運営をしていきましょう。
スーパーチャット
スーパーチャットとは「投げ銭」や「チップ」のようなものです。
広告収益とは違い、ライブ配信中に視聴者からYouTubeを通してお金を頂くことができます。そのためチャンネルの広告収入とは関係なく収益を上げられます。
特徴は下記のようになっています。
- ライブ配信時に投げ銭ができる
- YouTubeへの手数料 30%
- 視聴者は50,000円まで支援できる
有名なYouTuberでうまくいっている例も多数あります。歌の生配信なども有効的ですので、チャンネルの特性をいかしていきましょう。
メンバーズシップ
メンバーズシップとはファンクラブのようなものです。
視聴者はチャンネルのメンバーになることで配信者の特典を得られます。配信者はこのメンバー数に応じた収益が発生します。
下記のような特徴がありますので始める場合は注意しましょう。
- 月額制
- YouTubeへの手数料 30%
- 設定額は最大6,000円までが限度
- 価値のある動画と特典を用意する必要性
アフィリエイト
自社商品の集客媒体
YouTubeに参入する企業が増えているのは、自社商品・サービスへ誘導するためです。
YouTubeが発展したことでユーザーが増え、幅広い年齢層にアプローチできるようになりました。
例えば食品メーカーであれば、レシピ動画やアレンジ動画のYouTubeチャンネルを
集客で活用するYouTubeマーケティング
YouTubeは趣味で投稿を楽しむことができますが、事業の一環として取り組む会社もあるプラットフォームです。
- 動画を集客につなげるため
- YouTubeが集客に効果的な理由
YouTubeの理解すべき集客方法
YouTubeにおいてもGoogleと同様にSEO対策が可能です。SEO対策ができると、検索した結果表示欄で上位表示されるため、見られる回数が増えます。
SEO対策
例えば、「オムライス 作り方」で検索した場合に下の画像のように「動画」というカテゴリーで表示されます。
Googleで「オムライス 作り方」を検索するユーザーにとっては、動画の方がわかりやすい場合があります。そのためこのような動画が優遇されて上位表示されやすいのです。
YouTubeでできる詳しいSEO対策(VSEO)はこちらの記事をご参照ください。
YouTubeを効果的に活用するには
- ターゲットの選定
- コンスタントに更新する
- ホームページやSNSに誘導する